今回は天満にある落ち着いた雰囲気でお出汁と天ぷら、
日本酒を楽しめるお店を紹介します!
天満の賑やかな界隈から少し裏手に入ったエリアの二階、
落ち着いた雰囲気の入り口から階段を登るとあるお店が、
今回紹介するね音さんです。
和食のお店で修行された奥様の穐村 望(あきむら のぞみ)さんと
天神橋筋にある有名天ぷら店で店長をしていた夫の朋憲さんの
お二人でされているお店になります。
明るく落ち着いた雰囲気の店内は、
9席のカウンターと、
ゆったりとした個室が有ります。
ね音さんの名前の由来は
奥様の望さんが、お一人で始められた際
女性店主の店として優しい響きの名前にしたかったということで
豊臣秀吉の妻ねねの名前にあやかって
初めは音音でねねとしようと考えられていたそうですが、
漢字にしてしまうと印象が硬くなってしまうので、
始めの「ね」をひらがなにして柔らかさを出されたそうです。
入口にあるのれんやショップカード、料理を置く「掻敷」(かいしき)に
書かれた店名は望さんの書、
素敵な椿の絵は望さんの妹さんの手によるものとのことです。
お店の優しい雰囲気が伝わります!
この日三品おすすめのお料理を出していただいたのでご紹介します。
まず一品めに出して頂いたのは、
「蕪の煮物きのこソースがけ」
です。
望さんの出される優しい風味の煮物に、
しっかりとしたきのこの風味が合わさり
素材と出汁の両方が主張しすぎず合わさって、
ホッと出来る美味しさでした
次に出していただいたのが、
「鱧の天ぷら松茸のおでん出汁がけ」
です。
先に出して頂いた蕪の煮物とはまた違った出汁の風味に、
本来主張が激しい松茸と、鱧の天ぷらの歯ごたえが、
出汁を通じて調和が取れていて思わず溜息が出てしまう、
そんな一品でした。
最後の一品は、
れんこん、銀杏、海老の天ぷら
です。
天神橋筋にある有名天ぷら店で店長をしていた夫の朋憲さんの出される天ぷらは
カラッと軽い歯ごたえに、美しい揚がり方をした食材の見た目で
お出汁で食べても塩で食べてもとても美味しく頂く事ができました!
ご夫婦でお店をされていて、
お二人が異なった料理を専門とされていながらも
そのお二人の料理が組み合わさるととてもホッと落ち着ける、
優しい雰囲気のお料理が楽しめるお店です!
加えて、お二人がセレクトされた日本酒も
料理と合うのはもちろんですが、
お二人が応援したいという事で置かれているものもあり、
なかなかお目にかかれないような日本酒も用意されています。
さらに、さまざまな種類のお猪口から好みのものを選んで飲むことが出来ます!
お店の方から一言メッセージ
穐村 望さんと朋憲さんご夫婦にお店について色々伺わさせて頂きました!
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