食呑神のエピソード

「いい加減、こんな時だからなんていやだ!」と思ったときにおすすめの方法

食呑神のエピソード
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実は、こんな時だからって無理する必要はないんです。

GWはいかがお過ごしでしたか?

緊急事態宣言も5月6日までと言われていましたが、もう少し延長となり、その「もう少し」っていつまでなの!と、イライラしている方もあると思います。
家族と一緒に四六時中一緒にいることで、見なくてもいいところまで見えてしまって、言わなくてもいいことまで言ってしまったりして家族がなんだかギスギスしてきた…という方もあるでしょう。
でも、こんな時だから仕方ない。こんな時だから私さえ我慢すれば…と無理する必要はありません。

なぜかというと、我慢はすればするほどストレスがたまって行き、解消されることがないからなんです。

我慢するということは、本当は、自分は~したいのに…、なんで家族は好きにしてるのに自分だけ…と、どこにもはけ口がなく、ただ、溜まっていくだけです。

そして今の状況。家にいれば家族に呼ばれて「あれがないけどどこ?」「ご飯まだ?」と、何かにつけて使われる。自分が本腰を入れて取り組みたいこともなかなかできなかったりします。

愚痴を言うために友達を呼び出してランチするわけにもいかず、長文のメールもできにくい。

解消できず、不満だけが溜まって、それはいつしかどんどん膨れ上がり、自分の体調を壊すか
家族にぶちまけるかのどちらかとなることでしょう。

今まで黙っていたからそんなにストレスを抱えているなんて思っていなかった家族からしてみればなんでお母さんぶち切れてんの?と、更に自分が思ってもいなかった反応をされて、あーあ、言わなきゃよかった…とまた落ち込む。

自分の思ったように人はあなたのことを察知してくれませんし、思いやってもくれません。ましてや思ったような言葉をかけてくれるなんて台本でもない限り無理ってもんです。(台本があっても、とちる役者さんもいるぐらいですから…)

切れるほどため込む前にしておくこと

まずは自分が不愉快だと思うことを小出しに言ってみる

例えば、私は自分の洗濯物と、全員に関わっている洗濯物は畳んでしまうから、みんなは自分の洗濯物は自分でたたんで、自分の引き出しに入れて欲しいのだけど…と提案してみる。

ま、これは我が家のことなんですが、今までは共有の場所に家族の洗濯物を置いていて、目についたら片付けてくれるかなぁと、甘い期待を抱いていましたが、私が片付けるまで全員見て向ぬふり。

ちょっと片付けてと言おうものなら、「自分の物を片付けてる時についでにやってくれりゃあいいじゃないか」とまで言われる始末。

何を甘えたことを言っているのか‼と、ブチ!っと頭の片隅では何かが切れる音がしましたが、
先ほどの私は自分の洗濯物と、全員に関わっている洗濯物はたたんでしまっているという事を言葉にすることで
「ああ、そうか」と気づいてくれたようです。

もちろん、それを1度言ったからといってすぐにきちんとたたんでしまうなんてことは何度かに1度しかありませんが、それ以降はちゃんと片付けた人の洗濯物は共有の場所にはないので、片付けようという気にはなってもらえたようですし、お願いした以上は私も一切手伝いません。

こんなことぐらい自分でやってよとブツブツいいながらやらなくてよくなったのでそれでちょっと気持ちが楽になりました。

ただし、それぞれの引き出しの中がどのようになっているのかは恐ろしくて開けられませんけどね(笑)

 

自分のしたかったことをする。

仕事から帰って急いで食事を作って、食卓に並べているうちにお腹を空かせた家族が先に食べ始め、自分が食べるころには家族は食べ終わっている中、冷めた食事を食べ、食べ終わったら片付け。

こんなことばかりの毎日では食事の時間が楽しくなるはずがありません。

まして揚げ物をした日には油がきれいなうちに揚げたものは家族が食べ、油が疲れたころのそれでもまだ温かいものを自分が食べることになりやすいのは揚げ物あるあるだと思います。

だから、時には食べたいと思う天ぷらを見かけたら買って帰って、家族そろって食べちゃいましょう。
家族に「今日は買ってきたの?」と聞かれたら、笑顔で「うん!だって食べたかったんだもん‼」と答えてしまえば誰も何も言えません。

そのために多少の出費がかさんでも気に病むことはありません。

だっていつもは一人キッチンで頑張っているんですから。不満をため込んでイライラして揚げているくらいなら安いもんですよ。

 

自分の居場所をつくる

不満を言いたくなったら、いい加減にしろ!と叫びたくなったら、ちょっとその場を離れましょう。

これは子供とのコミュニケーションで悩むお母さんによくお伝えすることなのですが、お子さんのすることがいちいち気になる。腹が立つ。叱りつけたくなる。そんなことの対処法は

一旦その場を離れる

という事です。目に入るから腹が立つ。あれを出したら絶対にしまわない。あー、これも私が後で片付けるの?とまだ起こってもいないうちから先のことを考えてすでに怒っている…そして、案の定出しっぱなしになっていたら心の中ではすでに怒っているので、口から出るのは「出したら片付けてっていつも言ってるでしょ!」という怒りを含んだ言葉。後で片付けようと思っていたかもしれない家族にしてみたら、いきなり怒られて、こちらもまた気分が悪い。怒りが怒りの連鎖を生んでしまうパターンです。

なので、怒りが沸いてくる前に一旦その場を離れてあなたはあなたのしたいことをしてください。
そうすれば、机の上に出しっぱなしのはさみがあっても、「このはさみ使っているの誰?使い終わったら片付けてね」と優しくお願いできる。それだけでも怒りはたまりませんよね。

というわけで、こんな時だからとあなたが一人で無理や我慢をする必要はないんです。

 

あなた一人が我慢する必要はありません!

今、家族がいつも以上に顔を合わせる時間が長くなりました。だからこそ家族で一緒にできなかったことをしてみるのも良いでしょうし、家族にお願いしてしまうのも良いでしょう。

それぞれが分担するのも良いですよね。

そして今、多くの飲食店が閉店や時短営業を余儀なくされています。そんな飲食店さんを応援したい!自宅にいても好きな飲食店の味を楽しみたい私は、こんな時だからテイクアウトを利用しています。

家族には家事を楽しているんじゃないかとちくっと言われることもありますが、○○のお弁当は良くできていた、○○はここがこうなっていたらもっとよかったね。○○のあれと□□のこれを一緒に食べられる幸せは自宅ででしか味わえないねー💛と家族でわいわい言いながら食べるのもまた楽しいものです。

更にここでよい事は、食べた後の片づけが楽になるという事も嬉しい。

と、いうわけで、こんな時だから無理や我慢をせずに今を楽しむことをして行きましょう!

家族の誰かが楽しそうならみんなの笑顔も増えますよ。

 

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